投資初心者にお勧めの投資入門書籍4冊
①バビロン大富豪の教え
投資やお金の勉強をしようと思い、本を調べると多分1番多く目にする本かと思います。
びっくりだったのですが、世間では割と投資=怖いという認識があるみたいなので、個人的にはその段階にいる人にお勧めしたい本です。
この本に書いてあることはすごーくシンプル。
働いてお金を稼ぐ
稼いだお金を守る(支出の管理)
そして稼いだお金に働いてもらう(投資)
投資の基本であるこの3つについて、分かりやすい物語にして書かれています。
世の中に出回っている投資本はもう意味の分からないことがたくさん書かれていますが、こちらの本は本当にものすごくシンプルかつ分かりやすい、そしてお金を稼いで貯めるという超基本的なことが書かれています。
稼いだお金は全部使ってはいけませんよ。
収入のうちこのくらいは貯蓄に回しましょうね。
そしてお金には複利の力というものがあるので、お金に働いてもらいましょう。
日々の生活で浪費癖がある方や、投資歴が長い方も、初心に帰ってお金の管理について教えてくれる本です。
ちなみに、こちらは漫画本での出版もあるので、より分かりやすく理解するのには漫画本で読むのが良いかもしれません。
②アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
こちらも「バビロン大富豪の教え」同様、お金の基本について書いている本です。
広く浅く、貯金、借金、保険、年金、税金、起業などのお金に関する知識を身に着けるには最適です。
貯金、借金はまだしも、保険や年金、税金については、社会人になってからもなかなか理解が深まらない部分なので、自分のお金を守るためにも読んでおいて損はない本だと感じました。
ただ、タイトルにもあるようにアメリカでの話なので、本で書かれている内容の制度をそのまま日本で利用することはできませんが、大部分は為になることが書かれていました。
特に、税金・保険・リボ払い・ローンに対する考え方は今後の長い人生において、頭の中に知識として入れておくと考え方の参考にもなるので大人にとってもいい教科書になります。
③難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
こちらは投資をするにあたり、かなり具体的に運用した方がいい商品や、NISAやイデコについて、銀行預金と投資での違いなどなど。
投資を始めたばかりの人にとっては、より具体的に、より分かりやすく運用方法を説明してくれています。
2015年に発売された本なので、若干情報が古いと感じてしまいますが、「銀行に預けるよりは投資した方がいいんだろうけど、株?債券?FX?投資信託?いったいどれをやったらいいの!?」となっている方にはぴったりの本です。
NISAの仕組みについても触れているので、情報は古いながらも、投資についてすっきりと頭の中で整理が出来る内容です。
④父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
これはとんでもない良書!!
ある程度投資に慣れてきたら絶対に読んだ方がいいと声を大にしてお伝えしたいです!
書いてある内容は実にシンプルです。
「投資をするならインデックスファンド一択。」
もうこの一点。この一点のみしか言ってない。
しかし、「投資は複雑そうに見せているだけで本当はすごく簡単ですよ。」と教えてくれます。
そして、「暴落した時こそ絶対に慌てて手放してはいけない。何十年とある投資生活の中でその暴落はほんのちょっとのマイナスでしかない。」とのこと…。
でも人間欲があるので、目先の配当金や株主優待、暴落した時は焦る気持ちから売ってしまいたくなる気持ちもめちゃめちゃ分かる。
シンプルに、そしてその投資スタイルを継続する精神的なタフさが一番大切なんだと教えてくれる本でした。
投資をやっている多くの方はもうこの本をご存知かもしれませんが、まだ読んでいなければ是非読んで頂きたい1冊です。

