投資を始めるなら今!コロナ禍で資産1億円以上が国内で133万世帯に!【過去最多】
老後2000万問題やコロナ禍での不景気を機に投資を始めた方は多いのではないでしょうか?
かく言う私もその一人で、2020年12月から株式投資を始めました。
日々お金の勉強に勤しみ、貯金を増やし、投資に運用するという毎日を送っていますが、投資家を目指すのであればやっぱり目標は大きく資産億を達成したいですよね。
しかし、なんとびっくり、日本国内で資産1億円以上を保有しているのは133万世帯もあるというビッグニュースを目にしました。
コロナ禍で、不景気だ不景気だと叫ばれる中、この富裕層数は過去最多を更新したそうです。

では、なぜコロナ禍の不況と言われる今国民の資産が増え、世の中が投資を推し進めているのか分かりやすく解説していきたいと思います。
【2010年と2020年株の時価総額】
まず、なぜ今になって株式投資を行おう!という流れに世の中がなっているのか、一番分かりやすいのが給料と株の時価総額の比較です。
2020年時点でのGDP(国内総生産)は約510兆円と言われています。
そのうち約285兆円が国民の得ている給料と2020時点では出ていますが、10年前の2010年と比較すると約245兆円が国民の得ている給料という事で、この10年間で給料40兆円しか増えていません。

しかし株価を見てみると、2010年時での時価総額が250兆円に対して、2020年時の時価総額はなんと750兆円という驚異の500兆円増!

さらに、この増加した500兆円のうち約100兆円は個人投資家が運用しているお金であると言われている為、この10年で20%も個人投資家は資産を増やしたという事になります。
もっと遡って40年前と今を比較してみると、40年前から今に至るまで給料はほぼ横ばいなのに対して、投資をした人は資産が増え続けています。
つまり、給料と株価の対比からもわかるように、給料の増加よりも株価の増加の方か圧倒的なので、株式投資がここ最近注目される理由であるということは一目瞭然ですね。
コロナ禍の不況でも株式市場は大きく値上がり!?
年々景気の悪くなる日本、さらにここ1~2年はコロナ禍も重なり更なる不景気に見舞われています。
倒産する企業や、生活苦に喘ぐ個人がいるにも関わらず、株価は上昇傾向にあり2021年9月8日には日経平均が5カ月ぶりに30,000円台と言う大台に乗り上げる株高です。
なぜここまで株高か続くのか?
ここ最近よく耳にする日銀の0金利政策が要因にあります。
金利を0にして、お金をどんどんばら撒くことで景気を良くしよう!と言う政策ですが、ここにコロナ禍における政府の給付金の普及も加わり、国の財政と金融政策が共同してお金をどんどんばら撒いているのが今の状況です。
しかし、コロナ禍の先が見通せない中、積極的に設備投資するのはあまりにもリスクが大きく、必要ではないところにお金が集まりお金が余ってしまう状態に…。
その結果として、株式市場にお金が流れ着いてしまいました。
お金の72の法則
給与と株の時価総額の比較や、コロナ禍における株式市場の値上がりから分かるように、先行きの見通せない今だからこそ株式投資が注目されています。
しかし、初めての投資では「投資=リスク(危険)」と感じる方が多いかもしれません。
確かに、投資はリスクのあるものですが、一般的にイメージするリスク(危険)と投資におけるリスクは少し意味が違います。
投資におけるリスクとは「ぶれ幅」という意味があります。
ぶれ幅とは、例えば100万円を元手に投資を行った結果、「105万円に増えました!」または「95万円になってしまった!」など、この105万円~95万円の間をぶれ幅と言います。

このぶれ幅をどうやって抑えていくかが投資です。
ぶれ幅を抑えると言っても、長期的にみると株価は徐々に徐々に上昇していっているので、デイトレードや短期投資と言った方法でなはなく、10年20年を見据えて長期投資を行えば順調に資産を増やしていくことが出来るでしょう。
そして、資産を運用して行くうえで意識したいのがお金の72の法則です。
お金の72の法則とは、お金が2倍になる期間が分かる計算式です。
72÷金利=お金が2倍になる期間
例えば金利12%でお金を借りた場合、72÷12=6なので、約6年で借りたお金が2倍になることが分かります。
この法則を理解していれば、消費者金融でお金を借りる時や、クレジットカードの分割払い、リボ払いが、どのくらいの速さで借金が2倍になるのか良く分かります。
そして、お金を運用する時もこの計算式を利用できます。
例えば金利4%でお金を運用した時、何年で2倍になるのか計算する方法は、72÷4=18となり、18年の歳月が必要になります。
これはあくまで大まかな数字ではありますが、資産を運用する上で、借金をした場合いかに早く借金が膨れ上がるか、資産を増やす場合に何%運用で何年必要なのか、と言った目安になるので、72の法則は頭の片隅に置いておきましょう。